第二十一話

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「今まで一緒にいられなかった分、これからはできるだけ一緒に時間を過ごしたい」  アーネストの言葉に、オレリアは少しだけ恥ずかしそうに「はい」と頷いた。 「それから……今まで渡せなかったプレゼントも、よかったら受け取ってもらえるか?」  オレリアはアーネストにひしっと抱きつき、顔を彼の胸元に埋めたまま、コクコクと首を縦に振った。
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