第二十五話

9/9
前へ
/242ページ
次へ
 アーネストは彼女の存在を確かめるかのようにして、顔を寄せる。 「オレリア……これからも俺の妻でいてもらえないだろうか……」  二人は静かに唇を合わせる。風が吹き、オレリアのスカートの裾を弄んだ。
/242ページ

最初のコメントを投稿しよう!

297人が本棚に入れています
本棚に追加