噂話

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噂話

この世は、不公平だ。真面目に生きる奴ほど、出世しない。また、ストレスの発散も良くない。 夜になれば、パンパン女、通称、売春が多い。 この国は、外国人が、売春をしていた。 だから、私は、彼女達を狙っていた。 日本人はいない。東京ならいるだろうと思っている。 夜の街は好きだ。ネオンライトが、光に群がる、蛾のように、私も近づく。 そして、居酒屋により、ウイスキーをストレートに飲み、満足する。 すると、とある外国人と日本人の女の子達の声を聞く。 「ねぇ、聞いた?ミレが行方不明になったのを」 「最近、見てないね?どうしたのかなぁ」 「最近、援交グループに、所属している女の子達、消えているみたいだよ?」 「ミレも、所属してるんだっけ?」 「あの子は、個人で稼いでいたけど、連絡が取れなくなったって聞いたよ」 「怖いねぇ?」 「なんでも、この地域で活躍している女の子達、行方不明になってるらしいよ」 私は、その話しを聞き、また、ウイスキーをストレートにして、飲んでいた。 行方不明の女の子達なら、私の自宅の冷蔵庫にしまっているよ? そう、言いたい。 だが、恐怖のような、彼女達のリアクションが好きだったので、話しを聞く。 酒の肴にはうってつけだ。 延々と聞き、いい感じに酔えたので、支払い、五千円を超え、アパートに帰る。 明日は仕事お休みだ。 もう少し、ブラブラするかな? すると、日本人の女の子が声をかけてきた。 まだ、17か18くらいの女の子だ。夜回り先生がいたら、指導される女の子だな。身長160くらいで、短髪、服は制服、地元の高校生と分かる。 「こんばんは。お兄さん」 「…こんばんは」 「お兄さん、ワタシとHな事しませんか?1.3ゴムありでどうですか?」 私は、彼女が、欲しくなった。 この子が欲しい。 「……いいですよ。私のアパートでどうかな?」 私は、財布から、5万円を出し、彼女に見せる。 「ゴム無しなら、5万円出すよ?どうかな?足りないなら、明日、ATMから引き出すよ?」 彼女は、ニコリと笑いながら言った。 「イイよ!お兄さんのアパート近い?」
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