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まだ下着のままだということをすっかり忘れていた。
幸い隣のコテージの人は誰も起きていない。
醜態をさらさずに済んだ。
でも、時既に遅く下は見事にビショビショ。
「まあどうせ換えるからいいじゃない」
誰かに言い訳するみたくひとりごちる。
部屋へ戻りすぐに旅行バッグから水着を用意する。
水着に着替えると通販で購入した新しいシュノーケリングのセットを取り出す。
その場でレンタルできるとはあったけど、人が使用したものに口つけるのは流石に抵抗があるので、これからどれくらい使用するのかは分からないけど、そんなことは気にせずこの日のために購入したのだ。
よし準備が出来た。
窓を開けて再び階段のあるベランダへと足を運ぶ。
「つめたっ」
「えっ?」
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