初ノ花怪異談01話かいだんラップ♪

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初ノ花怪異談01話かいだんラップ♪

 ーーこの物語はフィクションでございます。語り手である登場人物がそれはそれは恐ろしくも実話怪異談を語るのでございます。さてはて怪異談?とはなんでございましょうか?それは次へお読みいただきあればお分かりになります。  ※この怪異談作話は作者が実際に体験をもとにしたフィクションです。  ーーーーーー、  あー。話はいいか?……ん、あっそ。ゲフン。  俺が高校学生時代の頃はな、まだインターネットと呼ばれるモノは発展途上の世界だったな。で、今映画とかアニメとかも気軽にパソコンやスマホで軽く見られるけど当時はダウンロードとかめちゃくちゃ遅いし、出来ても数分の動画とかくらいだからな……あ、そうだったな。本題に入ろうか。うんうん。で、とある真夏日に俺は受験の合間に図書館に出向き、ちょうど勉強の気晴らしさに音楽でも借りようかなー?というときにさー、怪異談モノがあるじゃんか。だから、まー丁度夏休みだし涼みたいと思うじゃん?だから一枚借りたのよ。でもまさかあんな事が起きるなんてね……。  その日の夜。両親が共働きでいない中、俺は自分の部屋で受験勉強の合間に丁度流行していたブレイクステーションⅡで怪異談聴いたわけよ(※当時のゲーム機の中にはDVDやCDを再生することも可能だった)。  そしたらな初っ端から語り手の音声が「部屋の戸がドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン……」と『ドンドン』という叩くセリフ音が強調されてループするわけなんだよ!?  ヤバいだろぅ?  いやぁ~怖くて思わずびびってしまったぜ。偶然にバグったからなーと思うのつかの間、ここからがヤバくて怖いぞ?そのCDがバグった再生後にさ。もう一度巻き戻して再生するとな、どーなると思う?そう、実際の部屋の戸がドンドンと激しく叩かれるんだぜ!?その後、再生したCDがな異常音出してな。 『へ~や~の~お~と~がががががががががががががががががががががががががが』ブチッとスローモーションの不気味な音声出して途中途切れたからな……。  まぁ、その怪異談CDは気味が悪いからさ、次の日すぐ返却したからな。それっきりだな、あー現在もその怪異談CDはあるらしいぞ?今でもその怪奇現象などの噂が絶えないらしいぞ。  ーー野花小学校体育館内ーー 「という怪異談だな。アハハハ」  クッ!早速かましやがった草虫野郎が!!クッ持ちこたえてくれぇぇぇぇぇッッッ!!!!  この状況下で幼い少年少女達はすごく我慢して我慢して全校朝礼会が終わるとき早速急いでトイレに駆け込む寒い秋の日であること。どうでしょうか!?いかがでしたか??ふむふむ。怪談と怪異談とどう違うんかい?いやいや!怪談をあれんじしたモノを怪異談というんですよ?そうですかそうですかぜひ……。 (パチ)  突然真っ暗な自室から点灯が付きました。 「あ」 「何やってるのですか?おばあさま」  明かりのスイッチを入れた孫娘が私のことをジト目するのがゾクと聞いた夏休みでした。以下私ばぁーばぁでごさいました。  かいだんラップ♪ 完
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