かおる君は兄がスキ❤

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まなぶ達がかおるのいる部屋へとやってきた 後ろから来たかえでの目元は赤く湿っていた……… まなぶ『かおる大丈夫だったか』 告白を聞いていなかったような様子で話かけられ 動揺するかおる かおる『え、あ、うん。大丈夫だよ』 まなぶ『よかった。船に登ってからの記憶がなくて、心配だったんだ』 かおる『そうなんだ、……、聞こえてなかったんだ』ボソッ まなぶ『ん?何か、言ったか?』 かおる『うううん、なんでもないよ』 かおるは少し安心した まなぶは罪悪感を感じながらも 混乱した状態じゃなく、ちゃんとかおるが気持ちを言ってくるまで、待つことにした その時あらためて、自分の答えを言おうと決めたのだ みさき『お姉ちゃん、どうしたの何かあった?』 かえで『いや、なんでもない……二人とも無事でよかったと思ってな……』 みさき『そっか…』 そう言ったかえでの表情からは哀愁が感じられた ⇒
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