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その日もかえでとまなぶは泳ぎの練習をしていた
かえで『だいぶ、バタ足が出来るようになってきたな、じゃあ次はクロールのしかたを教えるぞ!』
まなぶ『ああ、頼むよ』
二人の練習をとおくから見つめるかおる
みさき『どうしたの?元気ないみたいだけど、疲れっちゃった?』
かおる『えっ…大丈夫大丈夫。ちょっと考え事してただけだから』
みさき『?そう……』
練習が終わり休憩所へ戻ってきたまなぶにかおるは
かおる『おにぃ…、一緒に遊ぼ…』
疲れていたのでかおるの誘いをやんわりと断る
まなぶ『すまん、また後ででもいいか?』
かおる『。……わかった、一人で泳いでくる』
淋しげな表情をし、海へとかけていく
みさき『お兄さん、ちょっと冷たいんじゃないですかぁ〜?かおる君ここにきてからお兄さんと遊べてないから寂しそうにしてましたよ』
かえで『そうだったのか、…それは悪いことをした』
まなぶ『いや、たまには、友達と遊んだほうがと思ってたんだが……』
みさき『帰ってきたら一緒に遊んであげてくださいね』
まなぶ『ああ、わかったよ』
この時一緒に遊んでやっていればと後悔することとなる
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