かおる君は兄がスキ❤

130/166
前へ
/166ページ
次へ
足がつかない所まで泳いでいたかおる かおる❴おにぃのバカ……僕だって一緒に遊びたいのになんでかえでさんばっかり………。やっぱりおにぃには僕はただの兄弟としか思われてないのかなぁ❵ もんもんとしながら泳ぎ、岸に戻ろうとした かおる『はぁ、諦めちゃだめだ弱気になるな。まだ負けたわけじゃないよ!うん、戻ってもう一度おにぃにたのんでみよう』 その瞬間、ビキッ! かおる『いたっ!?…、あ、足つっちゃった、まずい…。』 突然の痛みと焦りでうまく泳げすもがくかおる かおる❴だめ………お、溺れる…嘘、僕死んじゃうの…………………………………………、…………、助け、て………おにぃ………。❵ だんだんと、かおるの身体は海の底へと沈もうとしていた 異変に気づいたのはかずまだった かずま『なぁ、おい!かおるが!』 皆が青ざめる 羽場内『チャールズ!早くボートを!ノエルはAED!あとヘリの準備を!』 チャールズ•ノエル『はっ』 すぐ準備に取り掛かる。だがボートは200メートル先にあり間に合うかどうか かえで『ダメだ!ボートでは間に合わん!私が行く!』 かえでが走り出したと同時に 驚異的なスピードで走り抜ける男がいた まなぶ『かおるーーーーーーーーーーすぅ~〜〜〜〜。』 ザブザブ、バシャーン、バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ かえで『嘘、そんなことって、………』 みさき『お姉ちゃん、愛の力ってスゴイね』 かえで『ああ、そうだな』 世界選手以上の速さでクロールをし、かおるの元へとまなぶは泳ぐ まなぶ❴かおる!今いく!❵ かえで『私達もチャールズさんと一緒にボートで追うぞ』 ⇒
/166ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加