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みさき『にしても、まなぶさんがお姉ちゃんのことをね〜』
かずま『だよなー』
みさき『でもお姉ちゃん、付き合ってるなんて言ってないしな~どうなってんだろ』
かおる『あー、それなんだけど、おにぃからは別荘の時にかえでさんに伝えたんだって』
かずま『えっ!?まじかよ、いつのまに』
かな『じゃあ、二人はこの結末を知ってたんだ』
みさき『え、そうなの?……あーどおりで私がかおる君が告白するって言った時にあんなに泣いてたんだ』
かおる『え、そうなの?』
みさき『それはもう、わんわんわんわん。あんなお姉ちゃん見たことなかったよ』
かおる『そっか、かえでさん。僕の為に……ほんと優しいな…』
かずま『だな』
かな『そうね』
みさき『で、告白されたお姉ちゃんはまなぶさんになんて言ったの?』
かおる『それが、次の全国大会で優勝したら改めて自分から告白するってだから保留中らしい』
みさき『な、なにそれ!?もしできなかったらどうなんの?』
かおる『かえでさんのことだからおにぃの告白を断ると思う』
かずま『はー、お前の姉ちゃんストイックすぎ』
かな『まさに武士道ね』
みさき『はぁ、お姉ちゃんのバカ、どうすんのよ』
一時の沈黙が流れる
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