「八白 弥富」

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学校のない朝は小躍りをしたくなる。 少しバラエティーじみたニュースを見ながらゆったりと準備をする。 今にも破裂しそうなほど膨らんだチーズとただの食パン。これがおいしい。 ゆったりと約束の時間が迫っていた。 「おはよう。今更だけど朝早くにごめんね」 「大丈夫だよこれくらい」 「とりあえずあがって」 軽く話しながら部屋に入れてもらい、待機した。 これから一カ月の話をするとは思えないほど彼女は元気で、またほっとした。 「待たせてごめんね。さっそくだけどこの一カ月のことを話していい?」 「いいよ。なんでも聞く」 「ありがとう。じゃあまずは私が休んだ理由から」
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