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ピンポーン
晴美はインターフォンに出る。
画面は薄暗くて見えずらいが若い男性で厚手のコートを着ている。
そしてこれまた何が描いてあるかわからないが黒い手帳みたいなのを見せている。
もちろん彼女には身に覚えのない人である。
「すいません、どちら様でしょうか」
『はい、警察署のカタビラと申します。夜分遅く失礼致します』
インターフォンの不調で声がガタガタするが若い男性の声は変わりはない。
だが不気味な感じは変わらない。
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