※ 触れる

4/6

130人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
「…あぅっ…、んっ、んっ、ふぁっ…」 僕は抗う事もせず、されるがまま快感に流される。 人にこんな所を触られた事なんてないのに、羞恥心よりも今は快楽が上回る。 「海里、気持ちいい?だから抵抗しないの?……ん?」 「…気持ちい……」 頷きながら応えると嬉しそうに蒼介は笑う。 「そっかぁ。なら俺のも凄い事になってるから一緒に気持ち良くなろうな?」 そう言って手を離し、蒼介は直ぐそこにあるダイニングテーブルの椅子1脚を手に取り、椅子の向きを変えてそこに座る。 蒼介自身もスラックスの前を開き、ボクサーパンツからぺニスを取り出した。 蒼介のペニスは、しっかりと勃ち上がっていた。 大きいし、長いし、浅黒い。血管が浮いているソレは凄く卑猥に見える。僕のと違う。 「海里、そんなに俺のコレ見つめて、気に入ったの?」 「――や、ちがっ……」 「海里のせいだよ?……海里が可愛い過ぎるからこんなに勃ってるのに」 クスクス笑いながら―――… 「おいで、海里」 蒼介は艶めいた顔、そして声で、両手を伸ばし僕を引き寄せる。僕は言われるがままに、ゆっくりと対面で蒼介の脚に跨がる。「しっかりと掴まってて」と言われて、僕は蒼介の頸に両手を回す。 大きな手の中で、僕のぺニスと蒼介のぺニスの裏筋同士をくっ付けて2つを握られ、上下に擦られていく。 「えっ?ひぁっ、ああっ、んっ…あっ、…っ」 「海里、可愛い。ここ、気持ちいい?」 「気持ち…いいっ、んっ、んん!」 シコシコ、ムニュムニュと擦られ、亀頭の先を指で弄られ、先走りが垂れグチュグチュと卑猥な音を立てる。 さっきもそうだったけど、絶妙な力加減で上下に擦られる。蒼介の熱いぺニスと一緒だからだろうか。 快感が寄り一層広がり、身を捩って逃げようとすればするほど、僕の腰に手を回している蒼介のもう片方の掌の力は強くなる。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加