※ 触れる

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「ほら、逃げないで? タマも こう揉むと気持ちいいだろう?」 耳を舐め食まれながら、言葉の通り陰嚢まで揉まれた。そのあとぺニスもまた扱き出す。手を動かしながら僕の感じ入る様子を蒼介は眺めている。 「気持ち…いいっ、あ、ッん、はぁあ、」 僕の身体がこんなにも快楽に弱いなんて、はじめて知った。しかも好きな人の手でこんな事をされている。抗えない快楽のせいで生理的な涙がポロポロと零れ落ちる。 「……海里のその顔 最高にエロくて、可愛い……」 そう言われて恥ずかしくなり、蒼介の肩に顔を埋める。 「 ふふっ。顔、隠さないで。もっと見せて?声も聞かせて?ん?」 「――や だ…っ」 顔を肩に埋めながら頸を横にイヤイヤと振ると、蒼介は笑いながら、腰に当てていた手で頭を撫でてくれた。 溢れる先走りを塗り広げるように、亀頭の先を指の腹で撫で回す。蕩ける快感に時折 腰が揺らめく。 「ねぇ、腰 動いてる…」 「やだ、…言わないで、はぁ…、うぁ…っ、ああっ」 「海里、俺のこと見て」 蒼介の肩に顔を埋めて、恥ずかしさと快感に震えていた僕。 言われて見上げると唇が重なる。舌を絡め合いながらのキスも、気持ち良くて溺れてしまう。 自分が気持ち良くなることしか考えられなくなる中で、蒼介の荒い息遣いも聞こえて、さらに 気持ちが昂り限界が訪れる。 「はっ……あぁ!あっ…イッちゃう!―――イクッ…」 「はぁ、…ん、―――イケッ」 一層激しく擦られ、内腿を震わせ、蒼介の頸に回した手にも力が入る。 顎も背中も仰け反り、つま先を丸め、強烈な射精感に襲われ、蒼介の手を濡らす。 何度か擦ったその後に、蒼介からこらえる低い声が聞こえた。 息を乱し脱力しながらも、蒼介を見上げると、蒼介が少しだけ荒く息を吐きながら、うっとりするほど色気漂う、綺麗な笑みを浮かべていた。 ―――――✂️ 今更ですが、ここまでお読み頂きありがとうございます!🙇‍♀️ これまた今更ですが、 ※ #言葉攻め のタグを付けてみました。言葉攻めになっていないぞ?と思いましたら、お知らせ下さいませ。 速やかに削除致します。
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