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寿命が延びた
あれから、何時間経ったのだろう?
繋がって、何度もイッてしまう。
ワタシの感じてる顔を見ながら、彼は、「カエデちゃんが可愛くて、何度でもできるね」
そして、腰を激しく振る。
彼も、限界らしい。
ワタシの中で、射精しようと、大きくなるのが分かった。
「はぁはぁ、だ、出してください!ワタシの中、オ○ンコに出して!!」
ワタシは、卑猥な事を言う。
そして、お互い限界だった。
ドピュ!!ドピュ!!ビュルルー!!
お腹が熱い。精子が注ぎ込まれた。
お互い、汗がすごい。
ワタシは、気を失った。
あまりの気持ち良さに気を失ったのだ。殺されるのは、怖い。けど、もう逃げられない。なら、快楽を最後に貪ろう。
「……おはよう。目が覚めたかい?」
ワタシは布団に寝ていた。
「1時間かな?気を失ったのは」
そうだ!ワタシ、SEXして、疲れて寝たんだ。
彼は、笑みを見せた。
「……………ワタシ、24日後に、食べられるんですよね?」
彼は、答えた。
「…いや。カエデちゃん。君は、私を満足させたから、予定変更だ。30日に延ばすことにしたよ」
「えっ?えっ!?ほ、本当ですか?!」
「嘘は言わないよ」
本気らしい。ワタシは、まだ、2日しか彼と過ごしたが、顔は真剣だった。
「……食べられるまで、君を飼育するから、よろしく」
や、やったー!!まだ、生きられる!!
もしかしたら、助かるかも!
希望は捨てないで良かった!
「……今日は、布団で寝る事を許可するよ?まぁ、1つしかないが」
まだ、夜になると、寒い。
脚立に括り付けられると、暖房はついてるが寒い。
ありがたい。
「………これから、よ、よろしくお願いします。い、いい子にしますから」
涙が出た。
その涙を、彼は指ですくい、舐めた。
「…美味しい」
寿命が伸びた。
ワタシは逃げるチャンスを考える。彼は、表情と仕草と気配で、ワタシの考えを読む。
だから、従順の仕草をとる。
「まぁ、もう、夜だし、寝るかい?」
ワタシは従う。
絶対に生き延びてやる!!!
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