一期一会

2/12
前へ
/12ページ
次へ
「ぎぇッ」  曲がった先にあった大きな背中に突っ込んだ私は立ち止まって鼻をさすった。 「…」  足元に転がった大きな背中とボストンバッグ。  雨上がりの地面には、あちらこちらに水たまり。 「oh(オー)my god(マイガー)…」  身体を起こし振り向いたのは青い目をした金髪の美青年だった。  ヤバいヤバいヤバいヤバい…
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加