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「ひいいぃぃー‼︎」
「え、杏樹何あのイケメン…知り合い?」
「Hey」
金髪美青年がこっちに歩いて来る。
「youcutare……」
(よかったあえて)
「ナカムどうしよう‼︎ユーカットって…『切る』って『kill』って言ったよね?殺される…」
「んぇ?」
「I'm Josh」
金髪美青年が親指で自分の胸を指した。
「じょしゅ…」
「Yeah」
満面の笑みを浮かべ、ジョシュは私の手に3千円を握らせた。
「okanekaeshimasu dai job death」
(おかねかえしますだいじょうぶです)
「ダイ」「ジョブ」「デス」
それって死…死ぬまで働け的な事?こんな3千円ぽっちで済まないよって?
「ナカムぅ…今までありがとう」
「んぇ…どしたん?杏樹」
「Angel?are you angel?」
「ノーノー…シーイズア、ン、ジュ」
「anju…sutekinanamae death ne」
(あんじゅ…すてきななまえですね)
「あぁ、また『死ね』って言った…」
「杏樹、ちょっとしっかりしなって‼︎この人が話してるの日本語だってば‼︎」
「え?」
「見た目に引っ張られ過ぎだっての‼︎」
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