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「え、いや、あの、助けたのは私じゃなくて「謙遜なんかしなくて良いさ。さぁ、早速お城に向かおう。そろそろご飯の時間だ」
「あの、ちょっと待って下さい! 私がここへ駆け付けた頃にはもう貴方はここにいたのですよ?」
「え、そうなのかい? でもでも、ここには君以外誰もいないじゃないか。と言う事は、やっぱり君が僕を助けてくれたって事になる! 遠慮はしなくて良い、さぁ着いて来るんだ」
「え、あ、待ってー!」
こうしてミルカは、有無言わされず連れて行かれるのでした。
(なんっっでそーなるのよぉ!? あの人を助けたのは私なのにー!!)
その場にはニコニコの心の叫びだけが残りました。
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