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ニコニコは、早速願いを言ってみる事にしました。
「実は私、ある人の誤解を解きたくて……」
「あら、人って事は人間? あ、申し遅れたわ。私は魔女のみなっちよ♪ヨロシクね♪」
みなっちと名乗った魔女がこれまたフランクに挨拶してくるので、ニコニコは「どうも」と軽く言ってから更に続けました。
「そうよ。昨夜嵐からその人を助けたのに、あろうことかその手柄を横取りされたのよ。まぁ、相手は否定してたけど王子が勘違いしたってところね。だからだから、助けたのが私だって言いに行きたいのよ! と言う事で、私を人間にしてちょうだい!」
「なるほど……分かったわ。でも、その代わり貴女の大事な物をいただくわよ? それでも良いかしら?」
「もちのろんよ!!」
さてさて……
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