33人が本棚に入れています
本棚に追加
「わっ、だめ! ふぁっ……べ、別に……んぅっ、違わな、いっ……」
同時に種類の違う刺激を与えられ、サヴィトリは早くも心がくじけそうになる。
どうやっても逃げる算段がつかない。一対一でさえいいようにされるのに、二対一の状態でいったい何ができるだろう。
「そうやって簡単に補佐官殿の挑発に乗るな。俺としてはそちらの方が気になる」
ヴィクラムは眉間に皴を寄せ、キャミソールをたくし上げる。掴むように胸を揉み、せり出た先端を口に含んだ。唇で弱く圧をかけながら、硬くなった部分を舌で弾くように転がす。
「待って――ぁんっ! あぁん……あっ、あっ……そんな、つもりは……」
サヴィトリにまともな受け答えができるわけもなかった。左側にいるカイラシュも愛撫と氷責めを続けている。
「板挟みは大変ですね、サヴィトリ様」
現在進行形ではさんでいる片側であるカイラシュは、他人事のようにうそぶく。
最初のコメントを投稿しよう!