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「あぁ、サヴィトリ様のここ、すごく熱いです。氷などすぐに溶けてしまいそう」
水と蜜の混じり合ったものが滲み出ている場所に、カイラシュはうっとりと顔を近づける。
指を抜くと、泉が湧くようにとめどなくぬるい液体があふれた。
してはいけないことをさせられてしまったようで、たまらなく恥ずかしい。恥ずかしさが限度を超えると泣きたくなるのだとサヴィトリは初めて知った。
「いやだ……見ないで……」
サヴィトリは力なく頭を揺すり、消え入りそうな声で懇願する。
「禁じられれば逆にしたくなるのが人の性ですよ、サヴィトリ様」
どきりとするほど赤い舌を突き出して見せてから、カイラシュは控えめな音を立てて秘部を啜った。唇と舌のすべてを使って丹念に入口を刺激し、さらに快感と蜜を引き出す。軽い水音だったものがねちっこい響きへと変わるのにさして時間はかからなかった。
「ひぅっ……そんなとこ……あぁ、あっ! だめって、いゃ……んっ、ん……あぁ……!」
カイラシュの柔らかな舌でなぞられると、そこから甘くとろとろと溶けていくような感覚に襲われた。身体が輪郭をなくし、際限のない気持ち良さに直接意識が浸される。
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