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「カイ、なんで、こんなことするの……?」
「身体を洗っているだけですよ」
カイラシュは至極真面目な様子で答える。その間も手のひらはサヴィトリの控えめな胸を弄び、指先は過敏な桜色の先端を転がす。
「あっ、あっ……ぅうんっ……ゃ、ぜったい、はぁ……っ、ちがう……」
サヴィトリは弱々しくカイラシュの身体に手を添えることしかできない。下腹の奥の方が切なく疼き、勝手に太腿を擦り合わせてしまう。薄い紗の膜がかかったように頭がぼんやりとする。
カイラシュに触られること自体は嫌ではないが、自分の身に起こっている得体の知れない感覚が怖い。何かいけないことをしている気がする。
「こんなことを簡単に許してしまうのに、サヴィトリ様の御心はわたくしには向けられていないのですよね。酷い方です、本当に」
カイラシュは咎めるように言い、サヴィトリの硬くなった先端をきゅっとつまんだ。
「っ……はぁっ、ああぁっ!」
つままれた部分から下腹部まで一気に刺激が走り、サヴィトリはたまらず大きく喘いだ。胸を突き出すように背中がびくっと反りかえる。
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