(結論)まあ商業だもん

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(結論)まあ商業だもん

 で、前pを踏まえてwikipedia等を開きなおし読み直すじゃないですか? 曰く、リリスはカナン神話において女神バーラトという出産の象徴的女神と同一視されているとか。  終ワルのベルリリは、ベルゼブブが自身の呪い(特性)であるデストルを自認したきっかけがリリスに一種の愛を抱いて彼女の心臓を貫いてしまったから。 言い換えればリリス(出産の女神)がきっかけで完全な意味で"サタン"が生まれたってこと。 ......グロッッッッ!!!  ついでにその後、リリスを喪ったベルゼブブは自らギリシャ冥界に赴き紆余曲折あって冥王ハデスと出会い、また紆余曲折あって作中では明言されてませんが悪魔王を襲名しております。つまるところリリスがきっかけで"悪魔王"も生まれたということ。 ......グッッロッッッ!!! 【結論に替えて】  と、まあいろいろ見てきましたが、原典とはあくまで原作であり材料なので商業作品的に脚色は加えられるよねってことですね。ひとまず私は終ワルにおけるベルリリ像がはっきりしたので(?)満足です。  鬼灯の冷徹におけるベルリリ夫妻はこの際深掘りしなくていいでしょう。  ご閲読ありがとうございました。 【参考文献】 『鬼灯の冷徹』江口夏美・モーニング 『終末のワルキューレ』アジチカ/梅村真也/フクイタクミ・コアミックス 『幻想悪魔大図鑑』健部伸明・カンゼン 『大迫力! 世界の天使と悪魔大百科』山北篤・西東社 web 『wikipedia』 『胎界主』尾籠憲一
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