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回想
これは先輩にこんな絡まれるようになった1週間前まで遡る…
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「う、先生鬼畜すぎる…鬼、悪魔、猿…」
僕は先生から鬼のような量のプリントを職員室に運んでいる最中
や、やばい…重い。重すぎる
しかも今丁度お昼の時間帯だし…ご飯食べれないじゃん!
「はぁ、誰か手伝ってくれないかなぁ…」
ポツリと呟いた声は誰もいない廊下に消えていく。
「はぁ…」
職員室まではまだまだ距離がある
何せここは3階。職員室は4階にあるのだ
「先生なんか嫌いです…寝てる時に口の中にカラシ入れて…!?(ちょ、まっ、て…転んじゃ!)」
あろう事か、何も無い所で転んでしまった
手に持っていた鬼の量のプリントは全て宙に舞い、体は地面へと向かっていく
「っ~!?(あれ、?なんで…痛くない…)」
地面へディープキス3秒前。
誰かにお腹辺りを抱かれ、引っ張られた
「大丈夫ぅ~?通りかかったら転びそうになってるからびっくりしたよぉ~…」
頭上から聞こえる甘ったらしいボイス
まさかと思いながら顔面蒼白で頭上を見ると、金髪に金の瞳の大層な美形があった
「ぁ、ぁぁ、(なんでチャラ男先輩が…終わった…、)」
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