第1章

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幕府からの命が下りてから、新撰組は巡察の頻度を増やした 特に夜の巡察には隊士の人数を増やし、氷鬼を捕らえる為に徹底した 「‥だけどよ、氷鬼についての情報が全くないのに捕まえられるのか?」 どこか不満そうに呟く新撰組ニ番組組長の永倉新八 「さあな‥だがやるしかないだろう」 永倉の隣を歩くのは新撰組十番組組長の原田左之助 そうは言ったものの捕まえられるとは内心思わない原田 誰もが氷鬼を捕まえることは不可能だろう一‥そう思っていた だが‥
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