第1章

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「土方さん、入ってもいい?」 巡察を終えて状況の説明をする為、副長である土方さんの部屋を尋ねる 「‥平助か。入れ」 中に入ると部屋は様々な書類が散らばり、その中心では眉間に皺を寄せた土方さんがいた ‥この人顔はいいのに勿体ない 「それでどうだった」 「今回は5人だった」 「‥そうか。犯人の目星は?」 「状況から見て氷鬼だと思う」 “氷鬼”という言葉に更に眉間の皺が酷くなる 「わかった。また何かあれば報告してくれ」 「わかった」 それから数日後、幕府から氷鬼を捕らえて始末するよう伝えられた
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