水滴
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朝目を覚ますと白いレースカーテンがそのまま揺れていて、 太陽の差し込むぼうっとしたこの空間が心地よかった。 置き時計を見る、 6時02分 まだ。時間はある。 体の奥から熱くなってくる。 久しぶりだ。 この感覚。 彼の手に間違って触れた時、 彼の赤く染まった首筋 全て彼の欲情してはいけないと思って避けていたシーンを頭に巡らせる。 妄想だけなのに、彼に抱かれているようで 声が、息が。 乱れる。
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