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若いのに落ち着いているよね
その年でそんなことしているの、すごいね
すごい美人だね
綺麗だね
…
そんな言葉が短期的に私を満たすもので。
この劣等感だらけで周りの評価でしか生きられないのは、
よくある過去のコンプレックスだったのだと思う。
大型テレビくらいある鏡の中には、
今の自分にとって完璧な自分が映る。
綺麗なホワイトブロンドのショートカット。
赤くて熟れた唇。
そばかす一つ許さない真っ白い肌。
くびれが綺麗な整った体。
そう。
これでもう私は過去の中途半端な自分なんかに、負けない。
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