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第8章
第8章
「涙」が、ボロボロ流れだした。
この昭和人情の残っているこの街が
「大好き」
で、
「自分にも、帰れる場所があるのだ」
と「情けなく」なり、
「ありがとう、ありがとう」
と、何度も繰り返し、泣きべそになった顔をぬぐいながら、
「よし、また頑張らねば」
と、ほっぺたを両手でパンパンと叩いて、気合いを入れなおし、
「また、明日会社へ行くか」
と、ご主人に、この街に、感謝し、ただただ思ったのは・・・
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