プロローグ・第1章

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プロローグ・第1章

プロローグ  この街に「恩返し」したい・・・  それが彼の「この街」に対する「推し活」の理由だった・・・ 第1章  情けない男だよ。  一体、いくつになったら「シャン」とするのだよ。しっかりしろよ。  本当に、自分のどうしようもなさに、愛想が尽きていた。  「フラれて」しまったのだ。  あまりにもみっともないフラれ方に、ただただ、あきれるばかりで、またいつものように、会社を退社の時間になった。  しかし、どうしようもない。  しばらく、みどりが丘3丁目コンビニへは行けないな。  自分に対する歯がゆさと、それでも最後までちゃんと思いを伝えられ、相手からもちゃんと回答を得られたから、後悔はしていなかった。
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