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そんな思いとは裏腹に、ナガノの、まあたちが住んでたナンシンには三時間足らずで着いてしまった。そのレジャー特区には温泉やスキー場、ゴルフ場に釣り堀なんかもあった。
懐かしい。
ずっと黙っていたけど、前の時代、僕はここに住んでいた。
「なつかしーなー!子供たちも連れて来たいなー」「うん」ホントにそうだ。
とりあえず元彼が居そうな場所を、車を停めて歩き出した、その時。
「あらあ、余計な貧乳ババアがくっついてるけど、Youなかなかかわいいじゃないのー」
ジョニー西山だ。秋山康夫と二人、近づいて来る。「ふたりに手は出させないよ!」あれ?弥生ちゃん?「よーしーむぅーらぁーpunp up!」ジャッ、ジャッ its my life ヤー!
課長?ポチ?袴田?
「太一、トテ子、遅かったじゃねえか」ええ?
隣のまあちゃんを見ると、トテ子だ!
てことは、僕はたいち。
「みんな下がりなさい。ここはわたし一人で十分よ。Hカップビン…」「弥生、あんたの父親、議員だったわね?」「くっ、卑怯な」動きを止めるHカップ。
「たいちくん、トテちゃん、たのんだわっ!」
「乳首ニードル!」「ちんぽこアターック!!」「ぐはあ」ジョニーは倒れた。そしてむくりと起きて、衣服をパンパンと叩いた。
あれ?ヒロシじゃないか!
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