まご と じいじ

　おとなの　くに

　こどもの　くにには　ちゅうがっこうを　そつぎょうするまで　すめるのだよ。
　そのあと　すこしずつ　おとなのくにに　うつっていくのだよ。
　おとなの　くにには　こっきょうが　あるので　わたしたちは　にほん　という　くにに　すんでいることになるね。
　こどもの　くにで　なかよくなった　ほかの　ちいきの　こどもたちは　ほかの　くにの　おとなたちに　なっていくんだ。
　ざんねんだが　おとなたちで　せんそうを　したりするから　こどもたちに　かなしい　おもいを　させてしまうね。
　こころある　おとなたちは　ないているのだよ。
　すまない　すまないと　ないているのだよ。
　でも　なんとかして　へいわな　せかいにしたい。
　それが　じいじの　ゆめなのだよ。

　れいわ　ごねん　いちがつ

　じゅうにがつも　かくのを　おやすみしてしまった。
　じいじが　おとなの　くにについて　かいてくれた。
　こどもの　くにには　ちゅうがっこうを　そつぎょうするまで　すめるらしい。
　でも　そのあとは　おとなのくにに　うつっていく。
　ほかの　ちいきの　こどもは　ほかのくにの　おとなに　なっていく。
　おとなが　つくった　こっきょうで　わけられていく。
　じいじは　へいわな　せかいにしたいと　がんばってくれている。
　ぼくたちも　ずっと　なかよく　くらせるように　がんばろう。