Chap.7

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それから俺は、上着の内ポケットから封筒を取り出し。 「これは俺の名前で、祝い金で送ってくれ、買ったやつはサナの名前で」 「子供の名前は?」 「モエ、だってさ」 「サナさんと選んでるつもりで、…可愛いの選んでくるね」 雪村は俺がテーブルに置いた封筒と金を持って、2階へ駆け上がって行った。 メモ紙にトモと嫁の名前と住所を書き、テーブルに置き、シャワーを浴びてリビングのソファーに横になった。 スマホを開き、さっき雪村が言ってた事を詳しく探す。 ”嗅覚” 一番記憶に直結してるという検索結果が出た。 雪村が言ってた通りだった、もう少し詳しく読み、今度それをタクマに話してみようと、俺は安心して目を閉じた。
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