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結婚式まで一週間、プロポーズしようとした日、その日からタクマの気持ちは行き場を無くした。
こうなって、当然の話か。
それなのに、シュウは…。
やっぱ俺には、シュウの気持ちなんて分かんねぇ。
分かりたくもねぇ。
「タクマ、ここには?」
「全く」
「俺らが、ちょっと煩く言っちまったからな」
「そうか」
誕生日にサナ達に会った事、コウキさん達に話してねぇのか。
迷惑だったのか?マジの嫌がらせに、なっちまったんだろうか。
「有村は?どうしてる?」
「アイツ凄ぇよな。マジで菱川潰しちまって」
「まぁな。でもサーシャと組んでやった事だ」
「カラスと?」
「シュウ1人じゃ、さすがに無理だろ。あんなデケェ事」
それもそうだなと、2人はすぐに納得した。
「サっちゃん会いてぇなー、子供にも会いてぇなー」
まるで、俺に連れて来い、と言ってるような言い方で、ソウタさんが口を開く。
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