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残りの水割りをグイッと流し込み。
「ご馳走さん」
「もう、いいのか?」
「あぁ、今度はタクマと来る」
「あぁ」
「待ってるぞ」
また、あの頃みたいに、この店でバかな事を話てぇな。
そんな日が、来ればいいんだが…。
シュウも大事なダチだが、タクマとは過ごした時間も内容も濃かった。
タクマからは学べる部分も多く、なにより人としての魅力を感じた。
きっと、サナも……。
サナに出会ってからのタクマは、もっと良い男になったと思う。
だからだろうか、やっぱり俺は、サナとタクマに一緒になって欲しかった。
なんで人生って、上手くいかねぇんだろうな。
ーーー帰り道、スマホが揺れ表示を見るとシュウからで、サナと話合った。という内容のメッセージを受信した。
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