Chap.8

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シグレって…?誰だっけ……。 お、大崎っ、なんで、大崎の事を神代が東城さん達に聞くの? 「一応は、大丈夫だって、さっき医者に言われた」 「サっちゃん、良く眠ってるから、まだ言ってねぇぞ」 「そうか、…雪村」 東城さん達との会話が終わった神代が、私に振り向き、状況を説明してきた。 大崎から連絡が無かったのは、有村さんと一緒に事故に遭っていたから。 一度は目を覚まし、普通に会話もしたのに、急変して、さっきまでは危険な状態で、サナさんが神代に私を連れて来るよう頼んだと。 私は、眠ってるサナさんの傍に行き。 「サナさん、大崎は無事だって、ありがとう」 起こさないよう、小さい声で、お礼を伝えた。
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