Prologue

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ひとつ気がかりな事。 それは”サナ”だ。 病院で知り合った小さな女の子。 俺は、サナを妹のように思い。 サナは、俺を兄のように慕ってくれてる。 そのサナを置いて行くのは、気がかりだ。 だから俺は、唯一の友達であり親友の”シュウ”に、サナを頼んだ。 生活が落ち着いたら、今まで通り会いに来ると…。 けど、それは。 できなかった。 平穏な生活など、俺には待ってなかったんだ。
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