アイライクウォーター

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 優が、コップを握りしめながら、昔の思い出に浸っていると、スマホのアラームが鳴った。  やば、起こさなきゃ  優はベットルームにいくと、上半身が裸の均整の取れた腹筋がタオルケットから見えていた。  わぁ、またお腹出して寝てる…風邪引くよ…  優は、しばらくすぅすぅと寝息を立てる度に上下するおヘソを堪能した後、その腹筋を持って揺らした。  「朝だよ!遅刻するよ!!」  「へっ?」  優は朝食はもう準備してるから、顔洗っておいでと伝え、リビングに戻った。  コーヒーとパンをお皿に乗せている時、ねぼすけは、おはようと出てきた。うめぇといいながら、パンをかじっている。  「今日さ、休みだったんだけど午後から出てって会社から言われちゃった。だから夕飯は作れないよ」  「まじ!?優ちゃん何連勤してるんだよ。俺が言ってやろうか?」  優は大丈夫大丈夫っと手を振った。  じゃあ、今日は外食しようか!俺が奢るよと言ってくれたので優は手を上げて賛成した。  「ねえねえ、」  「ん?」  「アイライクウォーターって覚えてる?」  「なんじゃそりゃ」               ―おわり―
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