結局楽しんだ人がっ!!

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理想と現実。理想が適う時、それは勘違いであり、私は焦燥感に駆られてしまいます。そしてそれが薄らぐ度に飽食と悟るのですが、この巨熊さえも私に対し、飽食を悟るのでしょうか?私は涙していました。この巨熊に名前を付けてみましょう。流石に知能を付与したい。「た、タカシ…タカシっ!私など美味しくないよっ!!」私は事もあろうに崇さんの名を巨熊に充てがいました。何せ崇さんの次に出会したものですからね。「生きると言うか?人間よ。我に取り込まれ、生きる道もあるぞ。」巨熊がこちらをガン見して、脳裏に語り掛けて来ました。私は真剣にヤバいと脳内で叫びまくりでした。巨熊の知性ヤバいと、私は脳内で泣き叫んでいたのです。巨熊はエスパーでテレパス…と。「喰われようにも糞尿となり、狼に取り込まれます。その狼の糞尿となれば如何なる小動物に取り込まれましょうか?虫螻さえ糞を垂れるぞ!!はぁ…はぁ…。」私は豪語しました。「糞は食わん。」巨熊は私にその丸太の様な腕を振り下ろし、私の頬を撫でるかの様に殴りました。私は絶命したんです。巨熊を打倒するなぞ愚者の理想と私は思っていたかった。
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