14 レジェスの婚約者

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 レジェスにすれば、子守りみたいなものだ。  中身が十二歳じゃないから、変に意識してしまって恥ずかしくなった。  フリアンが私とレジェスの間に入り、冷ややかな声で言った。 「僕も同じ部屋で眠るよ」 「フリアンも!?」 「ん? いいぞ。部屋は広いからな!」  明るいレジェスと不機嫌なフリアン。  暗殺者に狙われ危険なのはわかるけど、なんだか安眠できそうにない……
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