第二十一話 次こそは

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第二十一話 次こそは

 シャワーを浴びた後、リビングに戻ると謙太は起き上がって全裸で牛乳を飲んでいた。 「シャワー浴びてきて」 「うん、ありがとう」  その笑顔、好きだけどあなたの裏側にはまだなにかあるの? 私は知るたびに……あなたの事が嫌いになっていく。あなただけは私のことを裏切らないと思っていたのに。  私は先に寝室に行きシャワーの音を聞きながら気づいたら寝てしまっていた。  そしてまた朝だ。  謙太は相変わらずいびきをかいて私の横で寝ていた。  ……。 「謙太、起きて。今からストレッチするよ!」  私はまず、朝活ルートを選んだ。
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