289人が本棚に入れています
本棚に追加
第二十一話 次こそは
シャワーを浴びた後、リビングに戻ると謙太は起き上がって全裸で牛乳を飲んでいた。
「シャワー浴びてきて」
「うん、ありがとう」
その笑顔、好きだけどあなたの裏側にはまだなにかあるの? 私は知るたびに……あなたの事が嫌いになっていく。あなただけは私のことを裏切らないと思っていたのに。
私は先に寝室に行きシャワーの音を聞きながら気づいたら寝てしまっていた。
そしてまた朝だ。
謙太は相変わらずいびきをかいて私の横で寝ていた。
……。
「謙太、起きて。今からストレッチするよ!」
私はまず、朝活ルートを選んだ。
最初のコメントを投稿しよう!