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両手を破壊
彼は、ワタシの指に、ペンチを押し付ける。
そして、ありえない方向に、グシャ!!ボキン!!と指を折る!!
「ウー!!ウーン!!!!」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!
左手の人差し指がありえない方向に、曲がった。
「……さぁ、次は、右手の人差し指だ」
嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ!!!!
「フゥー!!ウー!!」
ガチャガチャと手錠が鳴る。
そして、ボキン!!グキッ!!と音をたて、右手の人差し指が折れた。
「………まだまだ、痛みを与えてやるからな?死なないから、安心しろよ」
まだ、続くの?!
2本の人差し指の痛みがあるのに。
ワタシは、大泣きした。
「ウーン!!ウー!!フゥー、フゥー!!」
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい!!
そして、両手の指、全部折る。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!
両指、ありえない方向に曲げ折られた。
「……もう、逃げないよね?どうすればいいか、分かるね?賢いカエデちゃんならどうなるか、分かるよね?」
口枷を外してもらう。
「…は、はい!もう、逃げません!お願いします!殺さないでください!!痛いのも嫌です!お願いします!助けてください!」
彼は、ニコリと笑う。まるで、三日月のような笑みだ。
この人は殺人鬼だ。しかも、サディストで、食人鬼。
ワタシは、怖くなり、抵抗をやめた。
「…じゃあ、治療してあげるよ」
手錠を外してくれた。
そして、救急箱を取り出し、両指を治療してくれた。
手際が良かった。
両手は、包帯でグルグル巻と使い捨て箸で固定してもらう。
慣れているなと思った。
そして、言う。
「……さぁ、私の性処理してもらうかな?」
彼はズボンとボクサーパンツを脱ぐ。
あれだけSEXしたのに、まだ元気だ。
一物にギンギンとして雄臭い。
「……ゲームしようか?今回も同じだ。15分で私をイカせたら、また、寿命を延ばしてあげるよ。そうだな。十日間延ばしてあげる」
えっ?!本当?!
「それができなかったら、寿命を減らす。それも、十日間減らす。いや、それじゃ面白くないな」
彼は考える。
彼は考えて提案する。
「もしくは、生贄を提供かな。そうしたら、君に痛いことしないよ。要は友達を売るんだ。どうだい?拷問されないんだ。嘘は言わない。どうする?」
ワタシは、考える。
「………友達売ったら痛いことしませんか?本当?」
「あぁ。約束しよう。そして、生かしてあげる。まぁ、友達は、殺すけどね。そして、君はここでたべられるまで暮らすけどね?さぁ、どうするかな?」
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