2人が本棚に入れています
本棚に追加
柊ウテナちゃん
ワタシは、彼の提案を受けることにした。
助かりたい。
だから、援交を教えてくれた、ギャルの柊ウテナちゃんを選んだ。
彼は、ワタシから、奪った携帯を取り出し、ワタシはウテナちゃんに連絡をする。
すぐに出てくれた。
「も、もしもし?ウテナちゃん?こんにちは」
「おいっす〜!!カエデちゃん!!どったの?」
「い、今から、教える住所に来てくれる?相談したいことあるんだ。今どこ?」
「えっと、○○駅の近くのドン・キホーテにいるよ~」
「良かった!今から教える住所に来てくれると嬉しいなぁ!」
「今から?!どったの?!電話じゃないと駄目なやつ?」
「う、うん。話したいことあるんだ。今、彼氏の家に住まわせてもらっているんだ。お願い」
「よ~し、任せてよ!住所教えて?」
「えっとね?○○市☓☓町の○○アパート○号室に来て?」
「分かった!目印ある?コンビニある?」
「あ、あるよ。その住所のコンビニの裏にアパートあるから分かるよ」
「30分くらいで着くから、また、後で連絡するね~!!待っててね!!」
「う、うん!!分かった!!!!」
そして、電話を切る。
「……よく出来ました。来るまで時間あるね?制服に着替えさせてあげる」
両指使えないから、彼が着せてくれた。
「痛い!」
「……おっとすまない。両指使えないのは、不便だね。優しくするよ?」
30分後、ワタシの携帯が鳴る。
「着いたよ~!!」
ピンポンが鳴る。
柊ウテナちゃんが来てくれた。
彼女は、不良娘だ。
金髪、黒ギャルの発育がいい女の子だ。
彼が対応してくれた。
「いらっしゃい。えっと、柊ウテナさんですね。私は、佐久間りょうすけ。まぁ、とりあえず、上がって下さい。我が家だと思って下さいね」
優しい笑顔を見せる。
あの表情、ワタシには見せないのに。
なんか、イラッとした。
「カエデちゃん?!どしたの?その包帯?」
「あ、アハハ!骨折しちゃたの!」
ワタシは、嘘をつく。
「……嘘ついたら、その場で殺すからな?よく考えて行動しろよ?」
彼から、脅迫されていたので、ウテナちゃんには、悪いが、生贄になってもらう!!!!
そうだよ。彼女が悪い。援交を教えた彼女が悪い!!
そう考えていた。
彼が、ジュースを3人分出す。
ワタシのジュースには、ストローがあった。
やはり、彼は、優しい。
そう考えてしまう。
「お?炭酸?やりー!!りょうすけさんでしたっけ?ありがとう!!」
彼女は、ゴクンゴクンと一気飲みした。
「おかわり欲しいっすね!」
「いいですよ。今日は暑いから飲んで飲んで!」
2杯目を飲む。
そして、話しをする。
2人で、話しをすると、恐怖が消える。
そして、ワタシは、純粋な彼女に、心が痛い。
「………でさ。お〜い?カエデちゃん?聞いとる?大丈夫?」
ハッとする。
「だ、大丈夫だよー!!ごめんネ!!」
雑談して40分経つ。
すると、ウテナちゃんが、あくびをし始めた。
「うん?なんか、眠いっすね?どしたんだろ?」
彼が言う。
「しばらくのんびり寝るといいですよ?ほら、簡易だけど、横になれる場所を作ったから。学生さんは、大変だから、よく寝てください」
ウテナちゃんは、目を擦りながら言う。
「りょうすけさん、優しいっすね!じゃ少し寝るっすわ~」
そして、簡易ベットに横になり、寝てしまう。
2人残され、しばらく、様子見する。完全に寝ていた。
「……約束を守ったからね?カエデちゃんは、また、寿命が延びたよ」
やったー!!40日に延びた。嬉しい!!
最初のコメントを投稿しよう!