捕らわれの女
43/81
読書設定
目次
前へ
/
273ページ
次へ
『白子ちゃん、毎日、毎日、泣いてた。 親が泣かせてた。泣かせるのは悪いこと。殺して当然。 白子ちゃん、やっと笑顔になれた、殺せたから。 駆け落ち、一緒に行きたかった』 「ごめん。いや、ごめんで済まないね」 『あたし、生まれ変わったら、白子ちゃんみたいにならない。 完璧にやる。うまく生きていく。そんな人間がいいな』 「なれるよ」 男性の悲鳴が響いた。 僕はふすまを開けて移動した。
/
273ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!