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僕が復興した魔界を、映子は一夜にして崩壊させた。
すべてが再び瓦礫と化した。
「おまえはいつもこうだ!むやみに映子を逃がしては、
犠牲者を出す!」
セオに言われた。
「そうだね、どうしたって映子を放っておけない。
僕は映子が好きなんだ」
「狂気的な愛ってヤツだよ!」
そうだ。
そうとしか思えない。
だけど僕も映子に恨まれてしまった。
これからどうする?
いや、どうなってもかわない。
混沌を選んだのは僕なのだ。
前世から関わっているのは僕なのだ。
僕はこれからも映子と関わっていくしかないだろう。
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