捕らわれの女

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映子の新しい住まいへと案内された。 高級マンションだった。 「テウスがくれたお金で生活できてる」 洋風ながらも和風も取り入れたモダンなデザインの部屋だった。 「一緒に暮らしてもいいかな」 「いいわよ」 「映子、テウスには何をしてもいい、人はもう殺さないでほしい」 「わかった、それよりしたいことがある」 「なに?」 「キス」 「え?」 再び抱き着かれて唇を重ねられた。 そこから濃厚なキスをした。
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