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そこからベッドまで連れていかれた。
もつれあい服が乱れていく。
二人でベッドに倒れ込んだ。
横になったまま、見つめ合った。
そこで冷静になった。
「流されるのは、いや?」
赤い唇が動くのを見ている。
「いやじゃない」
再びキスをした。
それから何度もキスをした。
それから......。
熱い吐息とシーツの擦れる音だけが部屋に響いた。
上になり下になり、抱き合い求め合い、愛し合った。
汗にまみれて疲れて眠るまで、それは続いた。
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