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『日並くん、産婆さんが殺された』
「えっ!」
『テウスが、テウスが、お腹を......』
「映子、どうしたんだ、映子!」
瞬時に産婆の自宅に移動した。
床も壁も血にまみれていた。
「映子、映子!」
映子が床に倒れていた。
白いセーターが血に染まっていた。
「赤ちゃん、死んじゃった......」
テウスが剣を持って立っていた。
足元にし産婆さんの死体があった。
「なにが子供だ!産ませてたまるか!
せっかくのコレクションを奪われて、子供までつくるだと?
そんなこと、許してたまるか!」
テウスが映子に向かっていく。
映子が目を見開いた。
テウスが吹き飛ばされた。
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