映子という女

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新宿、ザワザワする、14番線のホームを探した。 そしてみつけて電車に乗ろうとして、やめた。 ホームから自室の空間のほうへと移動した。 一人で畳の部屋に寝転がる。 身体を反転させて仰向けになる。 映子、映子に会いたい。 映子が欲しい。 僕は起き上がり、魔界へと向かった。 テウスを殺す為に。
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