星の数ほど死んでいく

映子という女

麻子と天人は不老不死と判明した。

別世界のテールで平穏に過ごしている。

僕は、生き残った人々を日本に集めて、人間界に小さな町を作った。
国の名前は『新宿(しんじゅく)』多国籍なカオスさがあったけれど。
誰もが助け合って生きている。

そうして次第に人口も増えてきた。
町が街になっていった。

ゼーノは邪魔してこなかった。

父のイースの力もあったけれど、僕が過去に作り出した別のゼーノ。
平和を願ったゼーノと同化して中和されたのだ。

いまは、ただ、世界を見守るだけの王になっている。