3人が本棚に入れています
本棚に追加
「すみませーん、手伝ってもらえませんかー?」
帽子をかぶった男が、車の後ろのトランクを開けて何かを
入れようとしている。
その男が映子に声をかけてきた。
男は白い布に包んだ細長い何かを持っている。
「そっちを持ってくれませんか?重いモノじゃないんです」
「いいですよ」
映子は、いつものように彗星の浮遊霊たちに追われ、逃げ切ったところ
だった。
映子が白い物を持った。
白い物が映子を蹴り飛ばして転倒させた。
「きゃあぁっ!」
僕が布に、くるまれていたのだ。
僕はすぐさま布を解き、転倒した映子の足を持ち、男が上半身を持って
車へと押し込んだ。
そして急発進させた。
最初のコメントを投稿しよう!